HabuとDeathadder比較と改造メモ

今日国内版が出る(一部ではもう出回ってるらしいけど)ゲーマー向けマウスHabuと、Habu発売のすぐ後に出た新型マウスDeathadder。
両者は形が似てるし作ってる所も同じです。折角だからポイント比較。もしどっちを買うか迷ってる人がいたら、参考になれば幸い
(まあ、Gamer's Gadget MemoのDeathadderとHabuの項目の方がよほど役立ちますが)。

point	DeathAdder	Habu
センサー	第3世代赤外線s(ry感触としては、高品質光学式とレーザー式の中間のような感じで、とてもいい感じ。センサー位置も中心側で安心。	レーザー式。Copperheadと同じものみたい。センサー自体微妙な上、設置が手元寄りなのでちょっと使いにくい。
ボタン	５ボタン(裏にあるのは実に使いにくいのでノーカウント)。サイドボタンは大きめで使いやすい。	７ボタン！(裏にあるのはリセット用なのでノーカウント)サイドボタンはパネル交換で２種類選択可。でも手元にボタンが寄ってる配置に合わせて手を置くと、ホイールが遠くなっちゃうのよね。
ドライバ	普通な感じ。Razerのマウスには珍しく、マウス側に設定を記録できない。	マウス側に設定を記録できるので、持ち運ぶなら便利。しかしなぜか抜き差ししないとレポートレート変更が効かない。
持ち心地	背面全体がラバー塗装。側面はツルツルで何か指紋残りやすい気が。	メインボタンがラバー塗装、他はサラサラ。Razer伝統の側面ラバーは全然出っ張ってないので、持ち心地にはあまり影響なし。
その他	Habuよりコードが柔らかい気がする。ホイールも手元に近い。	ホイールの周りがメインボタンから独立してるのは良いね。

まとめると、見た目は似てるけど両者を比較するのはあまり意味が無い、という話に。
センサーにこだわり、他の所もそれなりであってほしいならDeathadder。
性能的にCopperheadやG5が気になってたけど手に合わなくて…というならHabu、といった所でしょうか。
ただし、どっちも高いし、値段の割に造りは荒いし、ホイールは両者ともイマイチです。
まあ、ホイールクリックが大半のチルトホイールよりは軽いので、一応使っていけるレベルではありますが。
ちなみに自分は、Deathadderを使っています。
ヤッパリもうちょっとボタンが欲しいし、ホイールには不満がありますし、メインボタンの遊びももう少し少ない方が良いとは思うのですが、
まあセンサーいいからしょうがないか、みたいな感じです。

ついでに、改造メモですよ。改造といっても、簡単な加工しかないですが。
というか、ロクな画像が無くてすいません。

• Habu改造
  • サイドボタンをパキパキに：予備？サイドパネルのボタンが、
    割と押し込まないと反応しなかった(遊び過多)ので加工。
    分解し、サイドボタンと内部スイッチの接点にラッカーパテ。
    盛る(塗る?)量は僅か。逆にスイッチがボタンを押してもまずいし。
    ついでに、基盤と内側ケースの接点にもほんのちょっと盛る。
    これでボタンとスイッチ間が接近します。
    …てか、ネジ締め直しだけで改善するのかも。
  • 分解について：ネジはソールの不自然な所に隠れています。
    ネジ以外に、前の方を2つツメでガッチリ留めてある。

• Deathadder改造
  • 掌当たる部分をサラサラに：従来のRazerマウスと違って、
    掌に当たる所までスキン加工をしているのが個人的に嫌なので改造。
    Mr.カラーうすめ液を塗れば、そこだけ表面加工が剥がれます。
    特に意識はしてませんでしたが、表面加工だけが剥がれ、
    色は無事残るので、見た目への影響は少ないです(画像のが汚いのは、試行錯誤の跡です)。
  • メインボタンを軽く：ボタンのパネルの分割されてる辺りを少し削るだけです。
    まあ、効き目についてはGペンとスクールペンの違いを想像してみてくだちい。
    簡単な加工の割に効果は大きいので、やりすぎ注意と言った感じ(画像のは正直やりすぎた)。
  • 分解について：計3箇所のネジで固定されています。
    指先側の小さいソールの裏と、シールの裏の「PATENT PENDING」と書いてある部分の少し上。
    さらに、基盤が底面・上面それぞれネジ止めされています。
    …従来のRazerでは考えられない丁寧な構造(しかし作業自体は相変わらず雑)。

改造後のDeathadderとHabuで画像比較。

サイズに差があるように見えるのは画像が悪い。

本体はHabuの方が丸っこい。サイドボタンはDeathadderのほうが大きい。