Thunderbeam/muraduki長文欄

むらづきのブログ(三代目)

HI-TEC-C Knock

先に言ってしまうと、お勧めできません。[HI-TEC-C Knock s]の方が、安くて描きやすいです。一文字違いですが、間違わないように。
まあ、外見で区別できますが。
あと、[HI-TEC knock]もまた別物。仙台では見かけませんが、詰まりやすいらしい。
[HI-TEC-C Knock]3.9kB←こんなの

色は三色、太さは0.3mmのみのこのペンは、名前から想像するとただキャップのいらないHI-TEC-Cという感じですが、HI-TEC-Cとは結構趣が異なります。
特殊ゲルインキと名乗っているそのインクはちょうど従来のHI-TEC-Cと油性インクを足して二で割ったような感じです。滲みにくくて乾きにくい。
HI-TEC-Cだと、高速・高筆圧で書くと線が薄くなる(ちょっと違うけど)事があるのに比べてこっちはそういう状態でも結構大丈夫です。また、使い方によってはHI-TEC-Cより細く描けます(滲みやすい紙だと特に)。
しかし、筆圧が弱いと…インクが出すぎます。特に描き出し部分は致命的状況です。普通のゲルインキなら滲むだけなんですが、この場合、油性インクの如くインク溜になっています。わかる人はわかると思いますが、これって大抵擦らざるをえない(泣)。
筆圧の弱い人には向きません(だから自分ではあんまり気に入ってないんです)。でも、念のためレフィルだけ買っとくのも良いかもしれません(キャップついてるし)。
筆圧の強い人なら結構いけるのではないでしょうか。とってもはっきりとした線が書けるし。ただし、コストパフォーマンスはレフィルを買ってもちょっと悪目です。インク量が少ないので。